2024年4月23日(火)アンコールセンチェイ小学校を訪問しました。
前回の訪問が1月13日だったので約3か月ぶり2回目の訪問です。
前回の訪問日記は下記に有ります。
日本からのお客様が来訪されたので、先生、生徒さん達に加え、親御さん、村の方々総出で出迎えて頂きました。
先ずは記念撮影です。
今日もグランド中央にカンボジア国旗が翻っています。
最初に建てられた校舎。
校長先生が初めてこの学校に赴任された約12年前、先生が先生達が村の各家庭を回って、木材1本、トタン板1枚を寄付してもらって建てた、との事です。 例え、新しい校舎を建てられても、移築して残し、使っていきたいと言われるも思いのこもった校舎です。 (教室の中は「アンコール千チェイ小学校訪問日記」にあります。)
幼稚園児棟
小学校1年生棟
左=飲料水飲み場、右=小学生教室
先生の板書はやはり丁寧です。
支援者の方が、鉛筆、筆ケース等をプレゼントされました。
貰った鉛筆を早速使って授業を受ける子供達
校長先生とお客様の方とのお話し。 後ろには、親御さんや村の人々がいます。
しばしのお別れです。
今回、とても印象に残ったのは、校長先生のお話です。
「約12年前まで、この村には小学校が有りませんでした。村の人たちがお金を出し合ってこの小学校の土地を確保しました。そして、国が私を教師としてこの学校に派遣しました。
正面に見える建物が1号館です。先生達が村の各家庭を回って、木材1本、トタン板1枚を各家庭からもらって、建てました。何回か強風や雨で倒れています。
例え新しい校舎が出来ても移築するなどして残し、使っていきたい。子供達がお父さん、お母さん、村の人たちがあなたたちのために建ててくれた学校だという事を忘れないために。」
こういう学校、先生はもう日本にはいませんね。
もし、先生志望の日本人の若者がいたらぜひ一度ここに来て、この校長先生の話を聞いて、この校舎を見て欲しいと思いました。
Comentários