カンボジアの港町、コンポンソーム(別名シアヌークビル)に行って参りました。
KHJの代表シンホンより
『たまには観光地で遊んで来なさい』
と優しいお言葉を頂きましたので街の探索という事でドライブしました。
新社員のポン君は初めてのコンポンソームという事で嬉しそうなのでなによりです。
ただドライブというのも面白くないので、ポン君の地図範読練習という事でポン君に地図を読んでもらってポン君の言う通り走る事にしました。
ポン君にどこに行きたいか地図を見て目標を決めようとすると、岬の方に何やら観光スポットを見つけました。
その名も
ダームチュー チャム スナエ
【木】 【待】 【恋】
日本語にそれっぽく訳すと
『恋待ちの木』というところでしょうか。
なんとロマンティックなネーミングなのでしょうか。
ちょっとワクワクしながら恋待ちの木へ向かいました。
なにやら道路の真ん中に木が一本。
観光客がたくさんいて写真を撮っています。
近くにいた観光客相手の物売りのおばさんに聞いてみます。
『なんでこの木を切らずに残してあるの?』と
おばさん曰く
『昔から立っているので切らないんだよ!』と
正直、意味がサッパリわかりません。
全然珍しくない普通の樹齢の木に見えます。
おばさんに聞いても真実はわかりません。
諦めて今度は駐車場の管理するオジサンに聞いてみます。
『フンセン首相が木を残すようにしたんだよ!』と
何故フンセン首相がこの木を残したのか。
さっぱり肝心の理由がわかりません。
かなり気になりますが、どんなに人に聞いても結局は謎です。
何事も人に聞いても解らないのがカンボジアです。
聞けば聞くほど解らなくなるのです。
続いてオジサン曰く
『この先に恋待ち岩もあるよ』と
実際に車で行ってみたらありました。
なにやら道路の真ん中に岩が、、、
なんのこっちゃい!!!!
そのまた先には
【クマエトヴーバーン】 直訳 カンボジアは出来る!
があります。
どうやら全部フンセン首相のアイディアだと人々は言います。
フンセン首相のネーミングセンスが光る近代観光名所3連発なのです。
私はフンセン首相のポジティブなワードセンスは嫌いではないのであります。
クメール語出来るアオキさんだから書けるエピソードです。
おもしろかったですよ!
がんばってください。