のろいの写真inカンボジアの小学校調査


私は月1回ぐらい田舎の小学校の調査に行きます。

いろんな慈善家の方や支援団体に学校建設候補地として報告する為です。


そんなに厳しいスケジュールを組んでいる訳ではないはずなのですが、毎回最後の小学校は日が暮れたりで写真が上手く撮れなかったりするので、あんまりのんびりはできません。


最初聞いていたより全然遠かったり、

道が舗装されてないなくて遅くなったり、

なんか先生らのペースに巻き込まれてのんびりしてしまったり、 車がパンクしたり、

朝寝坊して出発が遅れたり、 原因は無数にあるので、とにかく早く済ませて次に行かねばなりません。

現地に着いたら、ぐるっと学校周辺を回り、教室の中を見て、先生に挨拶をして、 生徒数などの資料を写真に撮り、必要な情報と特記事項をメモして離脱です。

何回もやっているのでもう慣れています。


一応、困っている学校に目星をつけて行くのですが、

だいたい見に行った40%が候補地にはなりません。

カンボジアの情報は当てにならないのです。

たまにガソリン代弁償して欲しいと思うぐらい立派な学校に着く事もあります。

まあ、自分の学校に支援を引っ張りたいという、地元愛的なものだと思うとまあ憎めないところです。



それで話が戻るのですが、時間がないので急ぎたいのです。

しかしまあ、田舎の人はのんびりしているので、急かさないと時間が凄くかかります。


先生『教室が足りないから隣のお寺も借りて教室にしています。』


私『私わかりました、見に行きたいです、先生案内してください。』


先生『まあまあ、ココナッツを用意したので、、、』


私『ココナッツいらない!私困る!時間ない、今いく、早く早く!』


先生『じゃあ他の先生が集まったら一緒に行きましょう。』


私『今すぐ行きたいです!』


先生『はいはい、忙しいねえ』


私『OK!早く急いで急いで』


田舎の人は非常にゆっくり歩きます。

私は先生のお尻の後ろで手を叩きながら


『先生!速く歩いて!速く速く!!!』


と私が片言のカンボジア語でゾマホンみたいに急かすのを見て、他の先生は爆笑です。


あんまりやり過ぎると失礼かもしれませんが、私は外国人という事で少々は許されるだろうと思っています。 カンボジアの常識というのは人それぞれ認識が全然違いますし、

あんまりカンボジアの常識というのに振り回されず、

外国人である事を自分の都合の良いように使います。

スタッフから、先生に失礼じゃない?と後で注意される事もありますが、

そんなの仕方がないのです。

予定の学校を全部見て回る方が大事です。

出張を伸ばせば宿代もかかるし、早く帰れば他の仕事も出来るし、休むこともできます。

先生も健常者なので早く歩こうと思えば早く歩けます。



そして、先生からよく『一緒に写真を撮りましょう』とお願いされます。

Facebookとかに載せちゃおうって感じです。

ちょっとメンドクサイのですが、もし自分が勇気を出して外国人にお願いして断られたら超ショックなので、一緒に記念写真を撮ります。

そんな悲しい思いはさせたくないのです。


ある学校に行った時の話です。

あんまり支援が必要ではなかったので、挨拶をして帰ろうかなと思ったら先生に写真をお願いされました。


先生2人と私の3人で写真に写ろうとしたら、

何やら問題発生です。


先生『困ったな~。ちょっと探してきます』と

何やら他の先生を探しに行きます。


もー早くしてよー!

そもそもこの学校校舎は足りてるから、さっさと帰りたかったのに!

そう思いながら急いでいる旨を伝えると、先生は必死に私を引き留めます。


誰か特別に偉い人を呼んでくるのかな?とか思っていたら、

メンドクサそうにもう一人先生が連れてこられました。


どうして?と先生に聞くと、

『3人で写真を撮ると真ん中の人が死ぬから、4人にしたんだ。』と、、

私はイライラしていましたが、イライラを通り越して大喜びしてしまいました。


懐かしい!

そういえば私も小学校の時にそんな迷信を言ってワクワクドキドキしていた気がします。


帰ってからインターネットで由来を調べてみると、

写真の中央が年長者になるので自然と最初に死ぬケースが多く迷信になったそうです。

何と日本では写真屋さんで写真を撮るのに奇数は縁起が悪いので、

人数合わせの人形まで準備されていたそうです。


こういうどうでもいいドキドキを日本人は忘れてしまったのですが、

楽しくていいじゃないの!と思うのです。


 

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